便器、浮きました~♪
マンション室内のトイレリフォーム工事です。こちらの便器は、床から浮いております。ハンドパワーではありません(古い・・・)
浮いている分、床のお掃除はしやすくなっております。便器自体は、最近のコマーシャルでもご紹介をしているように除菌水が出たり、フチなし、節水等々・・ハイグレードです。便器下部には、LEDのライトまで装備されていますヨ!!
背面収納庫カウンターには、小物を飾ったりと、トイレ空間を演出するにもいいですね。
なによりも・・、この背面カウンター内部は、ちょっとした収納庫にもなっています。
便器をはさんで左右の細長い扉の中は、ご覧のような棚や掃除用具などを入れる小物入れがついてきます。便器を浮かしたり、収納庫やカウンターまで完備してくれるこのトイレは・・・・
このような”しっかりとした器具”があるから、なのです。
床置きタイプの一般的な便器ですと、床(あるいは壁)からの排水管にあわせて便器を設置しますが、今回は、専用のL型の排水金具を使って便器の排水口を便器が浮いている分高く、さらに箱型の金具に便器を引っかけてセットしますので、結果的に便器が”宙に浮いた状態で”設置できるのです。
また、カウンター巾や左右の扉巾は現地で加工をしますので、お客様宅の横幅にあわせてカウンターの巾をカットし、左右の扉も巾にあわせてスライドできる調整板がついています。
左右の棚の様子です。よく見ますと、棚に切れ込みが入っています。この切れ込みでカットすることで、お客様宅の収納空間の巾に合わせることができます。
実際は、この切れ込みの巾で調整をしますので、巾にピッタリ!! という具合にはなりませんが、ストレスにならない程度の余裕を持った(!?)巾で調整をすることができます。このくらいの小さな棚でもトイレットペーパーも入りますし、清掃用具の小物なども収めることができますね。
工事前は、こちらです。トイレの空間は、ごく一般的なマンションサイズですので、今回、特別に広い空間があるから、このような収納庫付きトイレを設置できたのではなく、普通にリフォームとして使うことのできる、トイレです。
タンクがある部分がカウンター収納に変わり、本来のタンクは、収納の中に(中央部分)にしっかり収まっています。
カウンターをつける前の状態です。トイレ背面にタンクが設置されていますのがわかります。(カウンター設置前ですので、テープでふさいでいますが・・・)
同じ空間で、収納庫やカウンターまで追加されていてのグレードUP感はなかなかのものではないでしょうか・・・。